アメリカ「ブラックフライデー」が近づいてきました!

ご存知の方もそうでない方も、ブラックフライデーは「アメリカ最大の格安大セールの日」のことです。

ブラックフライデーではアメリカの一部のお店がセールを開催するのではなく、アメリカにあるデパートから小売店まで全てのショップでセールが行われます。

しかも全米50州!

しかもオンラインでブラックフライデーを楽しむこともできます。

「フライデー(Friday)」=「金曜日」ですが、その日だけを指して「ブラックフライデー」と呼ぶわけではありません。格安セールは数日間、お店によってはもっと長く続きます。

ということで、年1度の最大「格安セール(SALE)」のことと「アメリカ最大の格安大セールの日」を合わせてブラックフライデーとアメリカ人は呼びます。

ブラックフライデー家電を買う3ステップ

今回私のブラックフライデーターゲットは「家電」、その中でも人気の「テレビ」を格安に買ったときのレポートです。

ブラックフライデーで店舗に行ってショッピングをするのは危険?どんな感じなの?

購入までのプロセスを3ステップで見ていきましょう!

チラシをチェック

ブラックフライデーアメリカ-格安-家電

まず最初のステップ「チラシのチェック」がブラックフライデーでとても大切です。

なぜなら今回ほしいのは家電で、しかも人気のテレビだからです。ブラックフライデーにひょっこりお買い物に行っても、格安テレビは手に入りません。

小売店にとって最大の目玉商品はブラックフライデー当日にのみ解禁されます!

毎年11月の第4木曜日が「Thanksgiving Day(サンクスギビングデイ)」、そしてブラックフライデーは翌日の金曜日と決められています。

たしかに11月中旬ころショッピングに行くと、ブラックフライデーに先駆けセールをはじめているお店もあります。

店員さんに聞くと「ブラックフライデー当日も同じディスカウントだから、今買っても同じですよ」なんて言われることもあります。

でもそれは商品によるので【注意】です!

もしそのお店に目玉商品があった場合、それを激安価格で売るのはブラックフライデー当日です。

そのお店にはどんな目玉商品があるのか、どれだけのディスカウントがあるのか、それを知るにはまずチラシチェックを!

ブラックフライデー前になると各店舗にチラシが置いてありますし、狙っているお店のウェブサイトで見ることもできます。

アメリカに住んでいると、ブラックフライデー前にはポストがチラシでぱんぱんになります。狙っていた商品ではなくてもただ「安い!」だけで欲しくなります。

ブラックフライデーアメリカ-格安-家電

チラシで目にとまったテレビが「TOSHIBA 4K ULTRA HD」

東芝からでている 49型テレビ!テレビのことは詳しくないのですが、49型という大型サイズでしかも 4K対応!画質がものすごくキレイということですよね!

しかもUltra HD(ハイデフィニション)!薄型で場所をとらずChromecast搭載!パソコンからYouTubeをこのテレビにとばして観ることができるということ!

驚いたのがこのお値段!通常$449.99(約¥49,294)がブラックフライデー目玉商品価格で$199.99(約¥21,908)!

$250(約¥27,386)もセーブできますよと書いてあります!

こんな高クオリティーテレビが2万円弱で買える、それがブラックフライデー目玉商品のすごいところです。

そしてチラシをよく読んでみると書いてありました!目玉商品は数量限定で「ブラックフライデー当日」しかも「店頭のみ」の販売!

チラシに載っている商品によってはオンラインで購入できるものもあります。ただ毎年決まって、テレビのような家電商品は当日お店に行くしかありません。

セール当日に並ぶ

ブラックフライデーアメリカ-格安-家電

アメリカで家電といったらの有名店「BEST BUY(ベストバイ)」にやってきました!

ブラックフライデー当日は通常営業の時間とはちがってくるので【注意】して下さいね。

列はちょうど写真左側でおれて、ビルにそって8組くらいのグループが並んでいました。

これはチラシに書いてあった発売時間よりも2時間前くらいにいった様子です。

ちなみにここはユタ州で、アメリカは州によってブラックフライデー当日の様子はさまざまです。

2時間前にいっても列がない州もあるかもしれませんし、この倍以上の長さの列ができる州もあると思います。

ブラックフライデー前日からお店の前に列をつくる人々の様子を、数年前にニュースで読んだことがあります。

人が殺到してぶつかり合ったり、商品を奪い合いケンカになる様子など、ブラックフライデー当日にお店に行くのは危険である!というイメージが数年前までありました。

でもユタ州はブラックフライデー当日もひじょうにのんびりとしています。寒かったので、もっとゆっくりでも良かったのかな?なんてのん気に思いました。

ブラックフライデーアメリカ-格安-家電

1時間前くらいになると、列はここまで長くなりました。

ブラックフライデー当日お客さんがどのような方法で目玉商品を買えるのかは、お店に行かないと分かりません。

私が知っていたのは、開店するとお客さんがお目当ての商品に走り出し、商品を手にした人だけが購入できるパターンのみ。

殺気立ったイメージが強く、できることならブラックフライデー当日はオンラインのみで済ませたいです。

しかしここ最近は過去の危険な事例から学び、いろいろな対策がなされていることを知りました!

引換券をもらう

ブラックフライデーアメリカ-格安-家電

ブラックフライデーの目玉商品が解禁になる30分前ころ、ベストバイの店員さんが何かを手にして数名でてきました。

何だ何だと思っていましたが、実はお客さんがほしい商品の「引換券」を先着順に配ってくれるということなのです!

今回ベストバイのチラシには、ブラックフライデーの特価目玉商品として3つのテレビが掲載されていました。

ほとんどのお客さんはそのどれかをお目当てに並んでいます。各種1人1台まで買いたいテレビの引換券をもらえます。

同じ人が同じテレビを2つは買えませんが、3種類を1台ずつ買うことはできます。同じものが2台ほしければ、もうひとりが同じテレビを買えばよいわけです。

引換券を手にした瞬間、私たちがこの激安テレビを買えることが確定しました!

商品まで走らなければならないと思い緊張していたのでほっとしました。

チケットには「本日中の何時までに購入すること」と書いてありました。お家でゆっくりしてから出直しても大丈夫ということです。

ブラックフライデーアメリカ-格安-家電

目玉商品が解禁になったあとの店内の様子です。

引換券のおかげで混乱はさけられましたが、商品を購入するための長い列がレジ前にできていました。

開店したばかりだと、レジを済ませるだけで数時間かかることもあります。

私たちは目玉商品以外にほしいものがあったので残りましたが、店内が落ち着いてから商品のピックアップに来るほうがやや空いているかと思います。

チラシに載っている目玉商品以外の電化製品は、店内のあちこちに置いてありなかなか分かりづらかったです。

目玉商品以外はオンラインで買える可能性もあるので、オンラインのチェックもお忘れなく!

ブラックフライデーアメリカ-格安-家電

予想以上に大きい49型のテレビを持って帰ってきました!

私はテレビを見ない人なので必要はなかったのですが、映画をみるためだけに大きなスクリーンがほしいと思っていたころ、ベストバイのチラシでこのテレビの値段をみて購入にいたりました。笑

これは去年のブラックフライデーの購入品で、去年の時点で通常の値段が$449.99(約¥49,294)

同じ商品が今ベストバイで売っていますが、今日の時点で$349.99(約¥38,340)

1年経ってもブラックフライデーの値段にはかなわないです!49型の似たクオリティーのテレビでも、私たちが購入した$199.99(約¥21,908)より安いものは見つかりません。

やっぱりブラックフライデーにまさる激安はアメリカにはないですね!

今年はどんな商品が格安になるのか、チラシを見るのがいまから楽しみです。

また報告します。

では、また!

(ブラックフライデー2016)