オーガニックにこだわって生活し始めると、オーガニックで揃う野菜や果物の種類、値段など色々考えさせられることありませんか?

特に日本に住んでいたら、近所のスーパーでは有機野菜は売っていないなんてこともありますよね。

でも遺伝子組み換え作物はなるべく避けたいし、残留農薬も気になる。遺伝子組み換えについては「遺伝子組み換えの危険性がやばい」を読んでみてくださいね。

遺伝子組み換え作物は除草剤耐性に作り変えられているので、どれほどの農薬が作物にかかっているかが心配なのです。

もちろん作物の遺伝子を組み換えること自体がどうなの?という疑問もなかなか消えないですよね。

昨日の話になるのですが、いつも行くスーパーの有機野菜の品揃えがさびしく、欲しかったものが全くなかったんです。オーガニックのストックが普通の野菜と比べると少ないので、売り切れていることがよくあるんです。

そこで!なんとかノンオーガニックのものを食べれないかと、有機じゃない作物にどれほど残留農薬物の心配があるのか調べてみることにしました。

どうして今まで調べなかったのか!実はノンオーガニックで農薬を使っていても安全な食材が沢山あったんです。今までオーガニックじゃないからと泣く泣く避けてきた野菜や果物が食べられることに気がついたのです!!

ではさっそく、オーガニックを買わなくても残留農薬の心配がない16の野菜と果物を見ていきましょう。

「アスバラガス」

アメリカの「The Environmental Working Group(EWG)」というワシントン DC に拠点を置く公衆健康と環境に関する研究と活動を行う非営利団体のリサーチで、アスパラガスが残留農薬を含む可能性は極めて低いという結果が出ています。

アスパラガスは食物繊維やビタミンA、C、E、Kを豊富に含み、カルシウムやマグネシウム、亜鉛も含んでいます。またアスパラガスに含まれる葉酸塩はDNAを修復し、健康な血球を生み出すサポートをしてくれます。

「アボカド」

アボカドの厚い皮は、農薬が中身まで入るのを防いでくれるので安全です。ただ、皮のまわりには農薬がついているので、アボカドを切る前によく洗いましょう。

アボカドは葉酸塩やカリウム、ビタミンK、B6、E、Cなどの栄養素を含んでいます。アボカドの持つ脂分はヘルシーで、心臓病のリスクを下げ、血管機能の改善が期待できます。

「キャベツ」

キャベツに含まれる残留農薬物の量は極めて少ないそうです。キャベツを使うときは、一番外側の葉をはがし捨てよく洗いましょう。キャベツは女性の結腸癌を予防する働きがあるとも言われているそうです。

「マッシュルーム」

マッシュルームには極めて微量の残留農薬物しか残らないそうです。マッシュルームには普段の食生活ではなかなか採りづらいミネラルが含まれています。椎茸が子宮頸がんを防ぐという研究結果もあるそうです。

「カリフラワー」

微々たる量、または認識できない程度の残留農薬の量だそうです。よく洗いましょう!

炭水化物が少なく食物繊維が豊富、葉酸塩、カリウムとビタミンCも多く含みます。栄養素を出来るだけ多く採るには、茹でるよりも蒸したほうが良いそうです。

「茄子」

茄子の厚い皮が、農薬が中に入るのを防ぎます。塩や重曹で表面をよく洗いましょう。しかし残念ながら茄子には遺伝子組み換えが存在します。

遺伝子組み換え作物自体の安全性はまだ保障されていないので、それが不安な方はオーガニック茄子をおすすめします。

しかし除草剤耐性にするため遺伝子を組み換えただけで、どんなに除草剤が使われていても洗えば大丈夫なら気にしないわ、という考えであればオーガニックではなくても大丈夫かと思います。

茄子は食物繊維、カリウム、マグネシウムやアントシアニンを含みます。アントシアニンは心臓血管系の病気、認知機能の低下やガンのリスクを下げると言われています。

「スイートコーン」

スイートコーンに含まれる残留農薬の量はごくわずかということで安全だそうです。コーンにはフェルラ酸というものが含まれていて、それがガンや炎症を抑える働きがあります。

しかしコーンには遺伝子組み換えのものがあるので、オーガニックではないものを買うときは自己判断で!

「たまねぎ」

EWGによれば、昔ながらの方法で育てられた他の野菜と比べて、たまねぎには極めて少ない量の残留農薬物しか含まれないそうです。皮を剥く際、農薬のかかった皮を触った手で中身に触れることになるので、中身をよく洗いましょう。

たまねぎには食物繊維、葉酸塩やビタミンCが多く含まれています。

「スイートポテト」

スイートポテトも、昔ながらの方法で育てられた他の野菜と比べて残留農薬物の量は極めて微量だそうです。

スイートポテトはビタミンA、B5、B6、チアミン、ナイアシンやリボフラビンを含みます。またオレンジの色は抗酸化作用のあるカロチノイドを多く含み体を健康に保ちます。

「グレープフルーツ」

グレープフルーツも厚い皮で守られています。グレープフルーツに含まれる食物繊維、葉酸塩やビタミンCは免疫機構をサポートする働きがあると考えられています。切る前には皮はよく洗いましょう。

「キウイ」

キウイを育てるときには、めったに殺虫剤や除草剤を使わないという事でオーガニックを買う必要がないそうです。

キウイに含まれるビタミンCは、健康な肌を促進し、血圧を下げ、心臓病や心臓発作のリスクを軽減するとも言われています。

「マスクメロン」

マスクメロンの硬い皮は、残留農薬が中身に入るのを防ぎます。マスクメロンは食物繊維、ビタミンB系、C、K、ベータカロチン、目や肌、髪を健康に保ってくれると言われている抗酸化物質も含まれています。

「マンゴー」

マンゴーの皮も厚く、農薬が入れません。外側をよく洗ってから剥きましょう。マンゴーに含まれる栄養素は消化を促し、骨、髪やお肌を健康的に保つ役割をしてくれます。

「パパイヤ」

パパイヤも残留農薬物が極めて微量な食べ物の1つだそうです。パパイヤは消化をサポート、血圧を下げる、心臓の病気や糖尿病、がんのリスクを下げると言われているそうです。

しかしパパイヤには遺伝子組み換えが存在するので、残留農薬の危険は極めて低いですが、遺伝子を組み換えたことが心配な方はオーガニックのものをおすすめします。

「パイナップル」

パイナップルの皮はものすごく厚いので、農薬は入れず、オーガニックでなくても全く問題ないそうです。皮を切り落とす際、まわりの皮がまな板に触れた場合は、中身を切る前にまな板を洗いましょう。

パイナップルを1カップ食べるだけで、大人1人が1日に必要なビタミンC摂取量を超えるそうです。

「スイカ」

スイカの厚い皮が中身を農薬から守ります。スイカの身にはビタミンA、B6、Cやリコピンも含みます。前立腺ガンの予防をサポートすると言われています。

リストの中には微量ですが残留農薬が残っているものもあり、その微量がどんな風に体に影響を及ぼすかというところまではまだ分からないので、オーガニックでない野菜や果物を買う際は「自己判断」でお願いしますね。

でも、なんだか、肩の荷が少し取れたようなそんな晴れ晴れとした気持ちです。

ではまた!