アメリカのコストコは、店舗のある州によって品揃えががらりと変化することがあります。
なぜか?
それは「お客さんのニーズ」に応えるため!
例えばラスベガスのコストコで人気の商品が、ハワイのコストコでも人気になるとは限らないからです。
コストコ商品の回転率は高く、その店舗でニーズの高い人気商品だけが生き残っているように思います。
今回ご紹介する「限定商品」には、「他店舗より売れる」、または「ラスベガスだから売れる商品」という意味も込められています。
ラスベガスのコストコでは、どんな商品が人気なのか?!
限定品を追いながら、その秘密を探っていきましょう!
アメリカに数え切れないほどあるコストコ店舗。
そのすべての商品を比べ、ラスベガス店だけの「限定商品」をリサーチするのは大変!
そこで今回は、ハワイとソルトレイクシティにあるコストコとラスベガスを比べ「限定品」と呼んでいます。
ラスベガス店は他と比べ新商品の入荷が早めなので、調査後に遅れて他店で発売されることもあることをご了承下さい。
ラスベガスコストコ限定品
目にとまったのは、見たことのないカット野菜!
ラスベガス店の巨大冷蔵庫には、便利なドレッシングつきのカット野菜がもりだくさん。
キャベツやパワーグリーン以外に、カシューナッツやアーモンドも!
なんとも美味しそうな「Miso Ginger Dressing(味噌生姜ドレッシング)」で頂きます。
わりとアジア人の人口が多い、ラスベガスならではの商品。
おいしそうです。
こちらもまたサラダキット。
キャベツ、ブロッコリー、ケール、芽キャベツ、ラディッシュ。
ドライクランベリーとローストされたかぼちゃの種まで入っています。
ポピーシードドレッシングで頂きます。
サラダの定番人気「シーザーサラダキット」。
ロメインレタス、ガーリッククルトン、パルメザンチーズ、3色のコショウ、そしてもちろんシーザードレッシングつき。
しかもまろやかクリーミーだそうです。
プレートがあれば職場でランチとしても大活躍しそう!
どのコストコでも人気が出そうなサラダ3種ですが、ラスベガス限定です。
アメリカではランチにりんごを丸ごとほお張るイメージですが、カットフルーツも人気です。
いろいろな果物を少しずつ食べれるのがうれしいですよね。
こちらの限定品は、パイナップル、いちご、マスクメロン、ハニーデュー、ブドウ入り。
アメリカではほとんどの場合、ブドウは種無しで皮ごと食べます。
アメリカでは良く耳にする「チョッピーノ」。
魚介のトマトベースのスープという感じで、これにはムール貝、海老、ホタテ、白身魚が入っています。
自分で作ろうとすれば、時間もコストもかかりそうなお料理。
コストコ商品ならレンジで3分で出来上がり!
こんなおいしそうなものが限定なんてもたいない!
「プロテインヌードル」という謎の限定品。
実はこれ小麦粉でできたヌードルではなく、pollockというお魚から作られたもの。
味はまったく想像ができませんが…
エクササイズで体を鍛えている、または炭水化物抜きダイエットをしている方などに良さそうです。
すでに調理済なので、ホットでも冷たくてもそのまま食べられます。
ハンバーガーのミートパティも日々進化しています!
こちらはオーガニックのケールと、モッツァレラチーズの入ったチキンパティ。
チキンはオーガニックなだけでなく、抗生物質やホルモンなどを一切与えられずに育ったニワトリのもの。
すでに調理済みなので温めるだけです。
ラスベガスは比べた他店よりも、オーガニック商品のバラエティが豊富なように感じました。
思わず「食べてみたい!」と思った「マンゴーチーズケーキ」。
それだけでも美味しそうな響きですが、リコッタチーズまで入っていて、さらにハッピー!
マンゴーのデザートは、日本でも人気が高いですよね!
ちなみにハワイのローカルが、「マンゴーを買って食べたことがない」と言っていました。
マンゴーは、庭に落ちているのを拾って食べるのだそうです。
うらやましい!
また発見!オーガニック商品!
珍しいズッキーニの野菜詰め。
ブラウンライス、ソテーされた玉ねぎ、モッツァレラチーズの詰めものに、トマトバジルソースがかかています。
チョッピーノやズッキーニなど、どこでも売れそうな商品ですが、なぜラスベガス限定なのか気になります。
他店舗では、アメリカのサンクスギビングデー(感謝祭)の辺りでしかあまり見かけない「丸ごとの七面鳥」。
ラスベガスのコストコでは常に売っているのでしょうか?!
他店舗では、七面鳥(ターキー)のひき肉は常連商品として売っています。
限定品をチェックしていて気がついたことがあります!
それは、「なぜこれがラスベガス店で売れるのか」という理由がわからない商品が多かったこと。笑
コストコの新商品はかなり早いスピードで入荷、販売、そして売れ行きを厳しくチェックされます。
生き残れないと見切られると、バッサリとクビになっていきます。笑
商品たちにとっては厳しい世界です。
でも「他州できっとチャンスがあるさ!」となぐさめてあげるのでした…。