英語を全く話せなかった高校三年生の私ですが、アメリカの大学進学を目指しました。
「アメリカの大学へ留学する前に読みたい!成功する留学の目的」の続きです。
私の場合、高校を卒業して「すぐ」には行けませんでした。
なぜなら外国人がアメリカの大学に入学する際に、必ず受けなくてはならないテストをパスする技能が全くなかったからです。笑
「TOEFL」とは?
これは「英語を母国語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテスト」のことです。
アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダのほぼ全ての大学で、入学の際の基準として利用されています。
このテストでは「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定されます。
英語が話せない人が、力試しに受けてハイスコアを取れるような簡単なテストではありません。
行きたい大学により要求されるTOEFLスコアは異なります。
レベルの高い大学を希望すれば、そのレベルに見合った高いスコアが入学資格として必要になります。
「すぐ」には行けないけれど、近い未来には必ず行きたい!
そこで、TOEFLの勉強と、アメリカ大学3年次へ編入学するサポートをしてくれる学校を見つけました。
「編入学」というのは他の学校に行って、途中からアメリカの大学に入学するということです。
私が見つけた学校では、提携しているアメリカの大学2年分の単位が取れ、その単位を移行し、アメリカで大学3年次に「編入学」できるというカリキュラムを組んでいました。
言い換えれば、その学校で取った単位をアメリカに持っていくと、大学三年生からスタートできるということです。
TOEFL対策もしてくれ、定期的に学校でTOEFLを受けられる。
英語の勉強のサポートを受けながら、アメリカの大学の単位が取れる!
しかも日本で!
アメリカ大学の単位を日本で取るので、その学校では「授業がすべて英語で行われる」と聞いていました。
‘How are you?’さえ自然に出てこなかった英語力の私は不安だらけでしたが、「今やらなきゃ」、「待ってもベストなタイミングなんて訪れない」と自分に言い聞かせ入学を決めました。
はじめの一歩を踏み出すのには、いつも不安が付きまといます。
でも、やろうと決めたら行動に移さなければ何も始まりません。
「金持ち父さん 貧乏父さん」の著者として有名なRobert Kiyosakiの話に、「柵の上に座っている3匹のネコ」というものがあります。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本) |
金持ち父さんがRobertに「棚の上のネコ3匹のうち2匹は飛び降りることに決めた、柵の上に残ったネコは何匹かな?」そう聞きました。
「1匹」とRobertが答えると「実は3匹なんだ」と金持ち父さんが答えました。
「柵を飛び降りようと決めること」と「実際に飛び降りること」とは違う。
「多くの人がそうだ、飛び降りようと決めても実際には飛び降りない、何もしないんだ」金持ち父さんはそう言いました。
やってみたいと思うことがあるのに、不安がその好奇心を支配してしまうと、「今はまだそのタイミングじゃない」とか「まだ準備が整ってない」と言い訳を始めて先延ばしにしてしまう事があります。
でも留学できない、しない理由に「英語ができない」ことや「タイミング」は関係ありません。
Don’t wait until you are ready to take action, Instead, take action to be ready.
『「行動を起す準備」が整うまで待ってはいけない。「準備が整うよう行動」するのだ』
国際的に活躍するモチベーショナルスピーカーであり、リーダーやプロの販売員のコーチングを専門としているJensen Siawの言葉です。
英語が話せなくても、留学に向けて一歩踏み出すことは出来ます。
アメリカの大学への留学方法は1つではないです。
でも、どんな方法があるの?⇨「英語ができない!でもアメリカ大学留学できた8の理由」
自分に合ったものを探してみて下さいね。
Be brave!
Good luck!
学校に通い始めたお話の続きは⇒『英語の「聞き流し」を続けたら英語は話せるようになる!?』